自然と共存する新しいタイプの埋葬形式
このお寺は、自然葬による埋葬を執り行っている宮城県の仏教寺院です。
自然葬とは、自然の山野などに遺骨を安置するという埋葬形式で、その自然風景全体が墓域となります。
一般的なお墓、すなわち区画整理された墓地の使用権を購入し、家単位で代々引き継いでいくのと違い、この寺院が墓域全体に対する供養を行ってくれるため、仮に子孫が絶えたとしても管理が行き届かなくなるといった心配がありません。
このお寺が扱っている自然葬は樹木葬と呼ばれるもので、その墓域に育っている木々が一種の墓標となります。
すでに生育している木を選ぶこともできますし、植樹を行うこともできます。
参詣者はその樹木をシンボルとして、故人をしのぶことになります。
樹木葬に関する問い合わせは、電話またはメールで受け付けています。
ウェブサイトでは設備の概要や過去にマスメディアで紹介された時の記事などをダウンロードできるようになっているので、参考にすることができます。
利用申込書もダウンロード可能です。
動画やストリートビューも掲載されているので、現地の様子を映像で確認することができます。
利用は宗教・宗派を問わないとなっているので、檀家でなくても、あるいは仏教徒でなくても申込可能です。
後継者がいないので既存のお墓から埋葬替えしたい、家族とは別に葬られたいので生前のうちに自ら申し込んでおきたい、などさまざまな要望に対応可能です。
夫婦2人だけで、あるいは親しい友人同士で埋葬してほしいといったリクエストにも応えられます。
